2022-07-29 Windows と Ubuntu で US配列を使用する際の、英語と日本語の切り替え方法
発生した問題
日本語キーボードで「日本語/英語(直接入力)」を切り替える場合は「半角/全角」を押せば良い。
US 配列になると「半角/全角」キーは使えなくなるので、「Alt+`」を利用する。
しかし、Ubuntu (厳密に言えばその IME である Mozc) のデフォルト設定では「Alt+`」を押しても「日本語/英語(直接入力)」は切り替わらない。
自宅では Ubuntu, 会社では Windows を利用している。
利用する機器によって押すキーを使い分けるというのは混乱を招くため、これをどのように統一するかを考えた
解決方法その1
「space+Shift」を利用して切り替える。
この方法だと、 Windows の場合も、Ubuntu の場合も IME が切り替わる形で「日本語/英語(直接入力)」を切り替えることができる。
特にキーバインドを変更することなく利用できるため、非常に使いやすい方法である。長らくこの方法でキーボード入力を行ってきた。
ただし問題が一点ある。
Windows 端末で IME を切り替えていると、たびたび日本語 IME の入力が「英語(直接入力)」になってしまい、そのたびに「Alt+`」を設定を修正する必要がある。
この問題があったため、このたび次の方法に切り替えた。
解決方法その2
どちらも「Alt+`」で切り替えるようにする。
Windows については特に設定の必要はなく、そのまま利用できる。IME 切り替えは発生しないため前述したような不具合もなく、日本語と英語(直接入力) 間の切り替えもスムーズである。
Ubuntu 側は設定変更が必要となる。
「Keyboard Shortcuts」 の「Switch to next input source」の項目について、「Alt+`」を設定する。
IME 単位で切り替わるが、 Ubuntu の IME 切り替えは高速なのであまり気にならない。
拡張パッケージのインストールなどなく OS 標準の設定項目を変更するだけで設定できるので、シンプルで気に入っている。
Ref
- Ubuntu18.04にて、半角 / 全角の切り替えをMac風に行なう方法 - Magidropack’s blog
- 「Mozc」の日本語入力ON/OFFショートカットキーを設定する(トグル無)【Ubuntu20.04・USキーボード・Fcitx】 | neputa note
- 【Mozc】入力モードのデフォルトを「ひらがな」にする【Ubuntu 20.04LTS・fcitx】 | neputa note
- 「Mozc」の日本語入力ON/OFFショートカットキーを設定する(トグル無)【Ubuntu20.04・USキーボード・Fcitx】 | neputa note
- 日本語入力の設定(fcitx + mozc) - Note to Self by notekunst