たろログ2

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2022-07-06 Google Cloud Skills Boost 実施

Demo: Expand a Subnet | Google Cloud Skills Boost for Partners から実施。

VPC ネットワークの subnet の拡張

ほとんどワンクリックで行うことが可能である。VM のダウン等は発生しない。

データセンタで同様のことを行う場合、綿密な作業計画と手順書の準備、作業当日の設定変更作業 (多くの場合は夜間に行う)、動作確認が必要になることを考えると革命的かもしれない。

/29 から /24 までの範囲で変更が行える。

Compute Engine の内部IPアドレス

Compute Engine に割り当てられる IPアドレスには、内部 IPアドレス (internal) と外部 IPアドレス (external) がある。

内部 IPアドレスは必須であり、 VM を作成すると DHCP によって自動的に割り当て、取得、設定される。

DHCP による自動的な割り当てのほか、カスタム (固定割り当て)、予約 IPアドレスを取得しての固定割り当てが選択できる。

カスタムが分かりにくかったので、以下にスクショを取得した。 DHCP における exclude address 設定みたいなものを自動で行い、インスタンスにその IPアドレ スを静的に設定してくれるものと理解した。

IP アドレス | Compute Engine ドキュメント | Google Cloud

また、VM の名称としてユーザが指定した symbolic name によって名前解決できるようになる。これは、 VM が所属するサブネットワーク内でのみ有効である。

Compute Engine の外部IPアドレス

外部 IPアドレスの割り当ては任意 (Optional) である。

「なし」、「ephemeral」、「固定 (予約)」が選択できる。

なしに設定すると、外部 IPアドレスは割り当てられない。

ephemeral に設定すると、外部 IPアドレスの pool から割り当てられる。この場合、インスタンスの再起動などによって簡単に外部 IPアドレスは変更される。

自身で所有するアドレス空間を pool として利用することもできる。

「固定 (予約)」とする場合は、 reserved external IP address が割り当てられる。 reserved address を取得して適宜割り当てる。