たろログ2

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2022-05-31 /etc/sysconfig/network-scripts/ 以下ファイルの使われ方

Wikipedia の 「How it works」ページより

ifconfig コマンドや ip コマンドで IPアドレスの設定を変更した場合、 kernel の設定を直接変更することになる。そのため、永続化はされず再起動によって消える。

(These utilities configure the kernel directly and configuration is applied immediately.)

/etc/systconfig/network-scripts/ 以下のファイルに設定ファイルを設置しておくと、 システムが起動 (boot-up) した際に systemd がここのファイルを parse し、ifconfig コマンドや ip コマンドが行うのと同様に、 kernel の設定を変更してくれる。

これによって、 IPアドレス設定の永続化が実現される。

/etc/resolv.conf に記載した内容について DNS 設定として永続的に反映される仕組みについても、同様に systemd が boot-up の際に kernel に適用することによって実現している。