2023-04-10 社内ドキュメンテーションとの向き合い方
前提
- サーバ・ネットワーク機器の障害対応チームメンバー
- 発生した障害やその対応経緯は、チケット管理システムで管理
やったこと
同僚の役に立つだろうと、自分の知見を積極的に公開した。
- 社内チャットへの書き込み
- チケット管理システムへの書き込み
- ドキュメント化しての共有 (Google Document 等)
結果
思っていたより反応がなかった。
その結果
- 周囲に対する不満が溜まった
- 周囲に失望した
- 自分が提供するばかりで返ってくるものがなく、損している感覚になった (同僚は自分のように、積極的にノウハウを公開してくれなかった)
今思うと
「自分の方が優れた方法を知っている」ので、「周囲を教育してやろう」という意識があった。周囲を見下していた面があったように思う。
「情報共有することで、お互いに楽ができるよね」という助け合いの精神も持っていたが、それが「正しいことである」という信念が強すぎ、それをしない同僚の姿勢を否定していたように思う。
今は
今は周囲から「お、いい記事だね!」とすぐ評価されることは期待せず、淡々と社内ドキュメントを書き溜めている。
公開したタイミングで役に立つよりも、数年後、困った人が検索するなどして見つけ、ひっそりと助かるという役に立ち方の方がかっこいいと、今はそう思っているし、そういう考え方で社内ドキュメントの執筆という作業と付き合っていくのがいいと考えている。